投資で一番難しいのは「買うこと」ではない。50代がたどり着いた「売らない」という生存

投資体験記

今週は相場が大きく上下している。

日経平均も下げた日が続き、多くの人が不安な気持ちになったかもしれない。そんな中、私はいつも通り少しずつ買い足していた。
個別株を数株。ETFを1株。
特別な分析をしたわけではない。ただ、「長く持ちたいと思える会社が少し安くなっている」と感じたからだ。
投資を始めた頃の私は、株価が下がるだけで不安になっていた。それでも5年間続けてきて、今では以前ほど値動きに振り回されなくなった。
そして振り返ると、投資で一番難しかったのは「買うこと」ではなく、「持ち続けること」だったように思う。

コロナショックで学んだこと


コロナショックの頃、私の資産は大きく減った。
積立額を千円まで減らしたこともある。
それでも完全にやめることはしなかった。
あの頃の詳しい話は別の記事に書いている。
→ 50歳の私が、震える指で投資を始めた話——コロナショックを乗り越えた5年間の記録
当時は毎日のように不安だったが、今振り返ると「続けたこと」が何より大きかった。
相場が回復した後になって初めて、その意味が分かったのである。

私が続けているシンプルな投資ルール


投資の本を読むと、難しい専門用語がたくさん出てくる。
PER、PBR、ROE。
何度聞いても覚えられない私は、途中から「自分が続けられる方法でやろう」と考えるようになった。
私が今も続けているルールは、とても単純だ。
個別株は少し安い日に少しだけ買う
個別株は、前日より大きく下がった日に1〜2株だけ買うことが多い。
選ぶのは、長年事業を続けていて、多くの人が知っている大企業。そして配当を増やし続けている会社が中心だ。
スーパーで特売品を見つけたときに、「今日は少し安いわね」とカゴに入れる。
感覚としては、それに近い。
もちろん株価はさらに下がることもある。
それでも、一度に大きく買わず少しずつ買うことで、気持ちの負担はかなり軽くなった。
投資信託は自動積立にして触らない
つみたてNISAでは、全世界株式の投資信託を毎月自動積立にしている。
設定したら、基本的には放置。
値動きを毎日確認しない。
上がっても下がっても、自動で積み立ててもらう。
私にとっては、この方法が一番続けやすかった。
ETFも長期保有が前提
ETFについても考え方は同じだ。
株価が下がった日に少しだけ買い足し、あとは保有を続ける。
短期間で利益を狙うよりも、長く持ちながら資産を育てることを意識している。

「売らない」が一番難しかった


5年間投資を続けてきて思う。
私に特別な才能があったとは思わない。
銘柄分析が得意なわけでもないし、相場の先を読めるわけでもない。
ただ一つ続けられたことがある。
それは、簡単には売らなかったことだ。
含み損になった銘柄もある。
不安になることもある。
それでも慌てて売らず、「そのうち戻るかもしれない」と時間を味方につけることを選んできた。
もちろん将来も同じ結果になる保証はない。
それでも、投資を始めてから今までを振り返ると、「売らなかったこと」が資産形成に大きく貢献したのは間違いないと思っている。

まとめ


私がやっていることは、とてもシンプルだ。

項目続けていること
個別株優良企業を少しづつ購入して長期保有
投資信託(積立NISA)毎月自動積立して放置
ETF下落時に少しずつ買い増し
売却原則として短期売買はしない

難しいことは何もしていない。
安いときに少しずつ買い、あとはできるだけ忘れる。
そんな投資を5年間続けてきた。
もし私の投資に少しだけコツがあるとすれば、それは「売らないこと」だったのかもしれない。

※本記事は筆者個人の投資経験や考え方をまとめたものです。特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資には元本割れを含むリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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