昨夜、スマホで商品券に申し込んでみた
昨夜、自治体のプレミアム商品券の申し込みをした。
今回からデジタル商品券が導入され、スマホのアプリから申し込めるようになったという。
説明を読みながら何とか手続きを終えたものの、正直なところ少し自信がない。
「ちゃんと申し込めたんだろうか。」
画面には受付完了らしき表示は出た。
でも、本当にこれで良かったのか、どこか落ち着かない。
当選したら、今度はどうやって使うのだろう。
レジでアプリを開けばいいのか。QRコードを見せるのか。
それとも店側が読み取るのか。何となくわかるような、でもよくわからないような…。
60歳を前にした私でさえこんな状態なのだから、
もっと高齢の人はどう感じるのだろうと思ってしまった。
紙の商品券にもモヤモヤしていた
実は、プレミアム商品券に申し込むのは今回が初めてではない。
これまでも何度か応募し、紙の商品券を使ってきた。
お得なのは間違いない。だから毎回応募してきた。
でも、そのたびに心のどこかで引っかかるものがあった。
「これは元々、私たちが納めた税金なんだよな。」
そんなことを考えてしまうのである。
もちろん、この制度には目的がある。
地域のお店を応援したり、消費を促したりするためだ。
その考え方は理解できる。
でも、申込みをして、抽選を待ち、当選したら購入して、使える店を探して…。
毎回、「ずいぶん手間をかけて、お金を戻しているものだな」という気持ちにもなる。
デジタル化で取り残される人もいる
今回、一番気になったのはデジタル化だった。
私は何とかスマホを使える。
ブログも書いているし、投資のアプリも使っている。
それでも少し戸惑った。
一方で、私の母は今もガラケーを使っている。
スマホではない。
もし今回、デジタルだけしか選べなかったら、母は申し込むことすらできなかっただろう。
最近は、行政の手続きも銀行も病院も、どんどんスマホ中心になってきた。
便利になるのは歓迎だ。
でも、高齢者が増え続ける時代だからこそ、「使える人」だけを前提にした仕組みでは困る。
紙でもデジタルでも、自分に合った方法を選べることが、本当の意味での便利さなのではないだろうか。
「もらう」のではなく「返してもらう」感覚
プレミアム商品券のことをニュースでは、「お得」「還元」と紹介する。
もちろん、実際に家計は助かる。
それは素直にありがたい。
でも私は、毎回少し複雑な気持ちになる。
商品券をもらう」というより、
「納めた税金の一部を、手続きをして返してもらっている」
という感覚だからだ。
もちろん税金は、道路や学校、医療や福祉など、社会全体のために使われるものだ。
だから単純に「取るな」と言うつもりはない。
ただ、こうした還元策を見るたびに、「最初からもう少し負担が軽ければ、もっとシンプルなのに」と思ってしまう自分もいる。
便利さだけではなく、わかりやすさも大切
時代は確実にデジタルへ向かっている。
私もできるだけついていきたいと思っている。
でも、便利さを追求するだけではなく、
「誰でも安心して利用できること」も同じくらい大切ではないだろうか。

