40度近い猛暑日でも、我が家が極楽な理由

暮らしとお金

「面倒くさい」が一番の敵だった


ずっと迷っていた。
マンションのベランダに出るたび、窓を二度開ける生活なんて面倒じゃない?
洗濯物を干すのも、ゴミを出すのも、主婦は一日に何度もベランダへ出る。
そのたびに内窓まで開け閉めするなんて、考えただけで億劫だった。
それに、うちは冬の日当たりが抜群。
晴れた日なら暖房がいらないくらい部屋が暖かくなるから、
「遮熱効果なんて付いたら、この気持ちいい日差しまで奪われるんじゃないか」と、あれこれ理由を並べては先延ばしにしていた。

補助金に背中を押されて


そんな私が重い腰を上げたのは去年。
「国の補助金がかなり出るらしいよ」
その一言で、現金な私はあっさり心を動かされ、
築35年のマンションの窓に内窓を設置した。

今思えば、あの決断は本当に大正解だった。

猛暑でも26度設定で十分涼しい


今年は40度近い猛暑日が続いている。
それでも我が家は驚くほど快適だ。
築35年のマンションだから、もともとの窓は薄い単板ガラス(一枚ガラス)。
以前なら、外が猛暑日になるとエアコンはほとんど歯が立たなかった。
設定温度を20度以下まで下げても、「なんだか暑いね」と団扇をパタパタ。
室外機だけが必死に働いているような状態だった。
ところが今年は違う。
エアコンは26度設定で十分。
部屋の中はひんやり快適で、本当に極楽なのだ。

音まで消えた


工事が終わった日も忘れられない。
窓を閉めた瞬間、外の車の音や人の話し声が、すっと消えた。
まるで我が家の周りの音量だけが急に下がったような静けさ。
「こんなに違うものなの?」
思わず夫と顔を見合わせたくらいだった。

心配していた冬も問題なし


ただ、冬の日差しは以前ほどのポカポカした暖かさではない。
でも、困るほどではまったくない。
暖房を使えば済む程度の違いだし、何より窓際の凍るような冷たさは感じなくなった。
結局は冬も快適というわけ。
国からの補助金で工事費はかなり抑えられた。
そして毎月の電気代も確実に下がっている。
快適になって、お財布にも優しい。
こんなにありがたい話はない。

やらない理由は、案外思い込みなのかもしれない


何かを始めようとすると、人はつい「面倒そう」「今の良さが失われるかも」と、
やらない理由ばかり探してしまう。
私もまさにそうだった。
でも、一歩踏み出してみたら、待っていたのは想像以上の快適さだった。

「もっと早くやれば良かった。」

この夏、窓を見るたびに本気でそう思っている。

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